行政院の国家発展計画、AIの生産額1兆元超を目標に

行政院は8月15日、2025年から2028年までの「国家発展計画」を承認した。2028年時点におけるマクロ経済目標は、経済成長率が3.6%、一人当たりGDPが42,787米ドル、それに失業率は3.5%まで低下させ、コア消費者物価指数（CPI）の年間上昇率は2%未満に設定された。国家発展委員会は、2025年には台湾の一人当たりGDPは韓国を上回ると予想されると指摘している。産業経済指標については、国家発展計画では、半導体生産額が2兆6578億元に増加、AI生産額が2026年に1兆元超、セキュリティ管理・情報セキュリティ生産額が1,300億元超、衛星通信生産額が300億元、軍事産業ドローン生産額が300億元に設定されている。このほか、政府の目標には、スタートアップ企業に2027年以降は毎年1,500億元を投資すること、少なくとも3つの産業の生産額が1.5倍に増加するよう支援すること、45万人のAI及びSTEM関連人材を育成することが含まれている。

出所：

[1] 工商時報（中華民国113年8月15日）
【情報源】

[2] 中央社（中華民国113年8月15日）
【情報源】