バイオメディカル産業のTSMCを創る 李鍾熙:大型計画を発展させ企業化も

経済日報が主催する2022バイオテクノロジーフォーラム「バイオメディカル産業大進撃」が11月15日に開幕し、出席した李鍾熙氏は「コロナ禍が徐々に過去のものとなる中、言えることは、コロナ禍は災難でもあり、良い学習機会でもあるということだ。」と挨拶した。

李氏によると、今回のコロナ禍で台湾はバイオメディカル産業の重要性を思い知った。一方、台湾には大変優秀な医師と大変素晴らしい医療機関とサービスがある。ただし、もしワクチンと医薬品がなければ、どんなに素晴らしい医療機関があったとしても、その力を発揮することはできない。しかも、ワクチンと検査技術は産業界にその生産と販売を依存しており、強いバイオメディカル産業がないことは大きな欠陥である。このため、今後はバイオメディカル産業の発展を加速させ、台湾を正真正銘のバイオテクノロジー大国にさせることを希望するという。

李氏は、大型計画は民間企業の力を借り、半官半民の事業形態で推進し、バイオメディカル産業を発展させるべきである。英国のGenomics Englandが良い事例であると提案している。

出所:中央社(2022-11-15)
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