ロボットAyuda 防疫用の体温測定及びマスク着用監視関連に投資
台湾のシステムインテグレーター凌群電脳(THE SYSCOM GROUP)は、2013年に日本のシステム開発会社CIJとの協力協議を締結し、スマート移動型ロボット「Ayuda」を共同開発するとともに、台湾、日本の各地で販売している。Ayudaは顔認識、安全巡回、音声対話、情報照会、政策宣伝等の多様なサービスを提供する。近ごろ新型コロナウイルスの感染が再び猛威を振るっており、その拡大を防止するため、各地で体温測定やマスク着用監視作業が実施されており、ビルを出入りする人の安全を管理している。このため、凌群電脳はロボットAyudaの機能をアップグレードし、体温測定やマスク着用監視及び忠告機能を追加した。これにより、訪問客があっても体温測定のために並んで待つ必要がなくなり、出入口の流れのスピードが速くなるほか、第一線の感染防止スタッフの作業負担が軽減される。なお、このロボットは赤外線温度感知撮影を採用して体温測定を行っており、体温の異常が疑われる人が通過するだけですぐに警報を発し、訪問客が体温を再度測定する必要があることを警告する。また、コンピュータの視覚をAI学習と結合させ、もし通過する人がマスクを着用していないことに感応するとすぐに警告を発し、マスクを着用するよう警告するという目的を果たす。
出所:DIGITIMES(2020-05-08)
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