前例なし 日本の創薬ベンチャーが台湾に進出
日本の創薬ベンチャーが台湾に進出することになった。日本の創薬ベンチャーである瑞格国際生技(レグイミューン)は昨日、台湾のバイオテクノロジー資本市場及び産業環境を好感し、すでに事業本部を台湾に移転し、新薬分野では初となる台湾のバイオテクノロジー企業として登録を済ませたと発表した。日本はさらに多くの新薬企業が台湾の資本市場に参入するよう進めるつもりである。
瑞格国際生技の小須田建三会長兼CEOは昨日、今後同社は台湾を拠点に国際新薬市場に参入し、来年初めにはIPO株を上場し、来年下半期には上場申請を行う計画であると述べた。日本での売上高が数百億台湾ドルに上る長期介護の元気グループも、以前から台湾での上場を計画しており、今後は台湾の資本市場にますます多くの日本のバイオメディカル企業が参入すると予想されている。
小須田建三氏によると、瑞格国際生技が台湾に移転するという当初の決定は、日本の大株主の九割以上から支持されており、その主な理由は台湾のバイオテクノロジー株の人気が非常に高く、日本の零細バイオテクノロジー企業が非常に羨ましがっているからであるという。
日本は世界第三位の医薬品市場であり、バイオ医薬品の研究能力も高く、大手製薬メーカーと日本のバイオメディカル産業の二本柱となっている。しかし、科学技術研究機関と大手製薬メーカーとの間には明らかに断層があり、中小企業は比較的体力がなく、イノベーション能力に限りがあり、科学技術の研究成果を商業利益に十分に活用できていない。このため、瑞格国際生技は台湾の臨床環境及び資本市場環境を好感し、今後も引き続き日本で開発された新薬を台湾で発展させていく。
出所:経済日報(2023-03-30)
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