台湾大学と日本が協力 国家レベルの老人介護「アポロ計画」を推進

国立台湾大学医学部附設病院雲林分院は、雲林の高齢者の生活を向上させ、高齢者が自身の健康、飲食、栄養、運動、医療介護等の健康問題を解決するため、「国家高齢者医学と健康福祉研究センター」の設立を計画している。中でも、「アポロ計画」は財団法人工業技術研究院(ITRI)生物医学研究所と日本の富士通株式会社が協力し、日本の最先端スマート医療介護システムを導入し、超高速生物医学コンピューティングを基礎に、各種ヘルスケアの高度かつ複雑な計算を行う計画である。在宅介護とスマート生理測定、在宅自主応答対話科学技術、5Gビデオ、緊急救急照会等の遠隔医療設備を通じ、また部分的なヘルスケア管理と医療情報の統合を通じ、最も有効な医療分配を行い、人の流れ、モノの流れ、お金の流れ、情報の流れを最善の状態に統合し、病院から家庭までの健康セーフティネットを構築し、高齢者を安心させ、家族も安心させる。黃瑞仁副院長は、これによりコミュニティの高齢者の各種医療の困難な状況を体系的に解決するほか、我が国の次世代スマートデジタル医療サービス産業全体の手本にし、台湾の生物医学分野と長期介護産業を日本と結びつけ、同時に南向政策に合わせて東南アジア長期介護システムの要となるようにしたいと述べている。

出所:連合報(2019-12-23)
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