退行性関節炎の新療法 台湾初のゲノム編集システムを開発

科学技術部による計画サポートの下、国立清華大学化学工程学科の胡育誠講座教授、中国医薬大学の林進裕助理教授、長庚医院骨科の張毓翰医師は学校横断、分野横断の協力チームを結成し、研究に6~7年をかけ、初めて「CRISPR-AIゲノム編集システム」を開発した。この成果は再生医学研究と患者の組織再生に重大な役割を果たす。胡育誠教授は、ひざ関節軟骨や頭蓋骨のような人体組織の自己修復能力は高くなく、退行性関節炎のように、現在治療法があまり多くないことから、人工ひざ関節に換える手術をするしかない。しかし、今後は幹細胞研究にも用いられ、関節軟骨の修復、退化性関節炎の治療、さらにその他の組織の修復ができるようになる可能性があると述べている。

出所:中央社(2020-04-09)
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