ITRIの「スマートサーモグラフィー看護システム」AIが健康診断の秘書役 良い看護ヘルパーに

財団法人工業技術研究院(ITRI)の「スマートサーモグラフィー看護システム」がCES 2022 Innovation Awardsを受賞した。研究チームは人本主義を出発点とし、臨床看護者及び被看護者のニーズを注意深く観察し、AI及びサーモグラフィー検測技術にパーソナル健康診断の秘書役をさせることで、それぞれが匿名化・パーソナル化された生理診断を提供する。さらにカスタマイズされた安全検測の警告条件を設定し、生理診断の前に人の心に寄り添ったところも、受賞のカギの一つになった。

研究チームは調査過程において在宅看護者の喘息サービスへのニーズを発見した。このため、研究チームはパーソナル健康診断の秘書役をコンセプトにスマートサーモグラフィー看護システムを構築するとともに、さらにITRIサービスシステム科学技術センターの研究チームはリモート生理検測機能を強化し、このシステムをポータブル設備やIoTに繋げ、辺境の診察室や家庭のリモート医療に対するニーズに協力し、看護者の負担を軽減させる。

なお、この技術の原理は、2020年に新型コロナウイルスが台湾に上陸した際、国内の百を超える学校、政府機関、病院、企業の入り口における体温測定に応用され、ウイルスの流行を防ぎ、国民の健康を守った。

出所:経済日報(2022-01-12)
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