ITRIの熱映像体温異常測定技術 AIが額の温度を正確に認識
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が続く中、財団法人工業技術研究院(ITRI)は13日に初のオンライン記者会見上で、熱映像体温異常測定技術を発表した。AI認識、室内外可、多人数動態測定、迅速設置の4大特長を具えている。AI認識機能を具えているため、直接額の温度を測定でき、多人数動態測定ができるという特長も具え、同時に9人測定できる。スマート温度補償技術を通じ、光線、気流、湿度等の外部環境による妨害を減少させ、熱映像体温異常測定技術が室内でも室外でも使用できるようにし、既存の赤外線体温センサのほとんどに見られる室内での使用のみ可という制限がなくなった。このほか、ハードウェアシステムが複雑ではないため、主にソフトウェアのハードウェア増強機能により、大量かつ迅速に設置できる。ITRIスマートマイクロシステムテクノロジーセンターの朱俊勲CEOによると、現在熱映像体温異常測定技術はすでに台北市碧湖小学校、中崙高等学校、経済部入口に応用されており、4月には澎湖県教育処との協力にまで拡大させ、現地の小中学校の入口で体温を測定するのだという。朱俊勲CEOによると、学校の他にも熱映像体温異常測定技術は駅や大型コミュニティ等の人通りの多い所にも応用できるという。
出所:中央社(2020-04-09)
https://www.cna.com.tw/news/ait/202004090112.aspx
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