開催日時/場所
2018/9/10(月) 09:00-17:20
2018/9/11(火) 09:00-12:00
台北晶華酒店3F 宴会庁
(交通手段)
TNST
台湾日本関係協会科学技術交流委員会は2003年より、毎年「台日科学技術フォーラム」を開催しており、台日が共に関心のあるテーマを選定し、台日の産官学研のハイレベルの方々をお招きしてご臨席いただくことにより、コンセンサスを結集し、先見性のある科学技術発展構想を構築してきた。そして、台日科学技術交流レベルの向上及び実質的な交流成果の拡散という目的を達成し、今では台日間の科学技術ハイレベル交流・対話の代表的なプラットフォームとなっている。
近年人工知能(AI, Artificial Intelligence)の発展が多くの分野で極めて大きな注目を浴びている。特に、2010年以降はGPU等のグラフィックプロセッサ技術及びビッグデータベース(Big data base)設置技術の急速な発展により、AI発展の主流はすでに推論、探索、専門家の知識収集、機械学習等科学技術の実験段階から、「分散型ディープラーニング(Distributed deep learning)」の活用へと商業化段階に突入している。なお、「ディープラーニング」は機械学習(Machine learning)と畳み込みニューラルネットワーク(CNN, Convolutional Neural Network)をアルゴリズムとアクティブデータベースに結びつけて絶え間なく学習し続けることによって、視覚と音声で正確にターゲットを認識するAI科学技術であり、産業界も大量にその技術を各商業や生産活動に応用するようになった。その為、AI科学技術はもはや研究用途に限定されず、各種イノベーション応用サービスに多元的に展開され、さらに新市場で多くの商機を見出し、各種製造またはサービス現場の付加価値を高めている。
ますます多くのAIがすでに交通、医療、小売・サービス等異なる分野で応用され、ある程度突破を遂げており、商業活動と生活の中で実現し始めている。今後は新たな各種応用とイノベーションがより急速に展開し、異業種間の協力もより積極的となり、各種新技術と新分野の発展が人類未来の生活に影響を与え、経済、産業及び社会の発展に衝撃を与えることは言わずとも明らかである。関連分野の科学技術のイノベーションと応用モデルの発展を強化するため、2018台日科学技術フォーラムは「2017台日科学技術フォーラム:人工知能新時代-超スマート社会へ向けての課題と展望」の開催を基礎として、「AIの未来生活への応用とイノベーション」をテーマにAIの展望と動向、スマート医療とモバイルにおける科学技術の応用、未来社会と生活に与える影響等の面に焦点を当てる。また、日本の関連科学技術のイノベーション及び政策制定と実務推進に携わるハイレベルな方々を台湾へお招きし、我が国の関連機関と対談及び交流をして頂き、それによりそのご経験を吸収し、先見性のある発展構想を集結するとともに、新たな台日協力関係を構築する。本フォーラムは全プログラムが無料でございます。各界のエキスパートの皆様、奮ってご参加ください!
2018/9/10(月) 09:00-17:20
2018/9/11(火) 09:00-12:00
台北晶華酒店3F 宴会庁
(交通手段)
関連分野の産官学研ハイレベル人士
(優先受付)
日本語・中国語同時通訳
無料。即日より受付け、定員に達し次第、受付を終了させて頂きます(定員200名)
申込書ご記入の上FAXまたはe-mailで送付ください。
FAX:02-2735-2206
e-mail:tnstinfo@cier.edu.tw
中華経済研究院日本センター
02-2735-6006#5262 荘
tnstinfo@cier.edu.tw
2018年9月10日(月)
台湾時間 Time | テーマ Subject | スピーカー Speaker | |
08:30-09:00 | 受 付(宴会庁 3F) | ||
09:00-09:05 | 《主催者挨拶》 何美玥(Ho, Mei-Yueh) 主任委員 台湾日本関係協会科学技術交流委員会 |
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09:05-09:15 | 《貴賓挨拶》 邱義仁(Chiou, I-Jen) 会長 台湾日本関係協会 橫田光弘(Yokota, Mitsuhiro) 首席副代表 公益財団法人日本台湾交流協会台北事務所 |
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09:15-09:20 | 【記念写真】 | ||
09:20-10:10 | 【基調講演1】 モデレーター:何建明(Ho, Jan-Ming) 兼任研究員/主任 行政院科技会報オフィス/科学技術計画首席評議専家室 (略歴) |
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09:20-10:00 | 「Connected Industries」実現に向けた 経済産業省の取組 ~AI・データ活用のルール整備~ |
松田洋平(Matsuda,Yohei) 課長 経済産業省商務情報政策局情報経済課(略歴) |
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10:00-10:10 | 質疑応答 | ||
10:10-10:30 | 休憩 | ||
10:30-12:00 | 【テーマ1】自動運転 座長:陳榮貴(Chen, Jung-Kuei) 協理 華創車電技術中心株式会社(HAITEC)(略歴) |
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10:30-11:10 | 自動運転技術の応用 (要旨) |
谷口恒(Taniguchi, Hisashi) 代表取締役社長 株式会社ZMP(略歴) |
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11:10-11:40 | 無人運転に始まるデジタル体験の大きな未来 (要旨) |
丁彥允(Martin Ting) 総経理 喜門史塔雷克(7STARLAKE)株式会社 (略歴) |
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11:40-12:00 | 質疑応答 | ||
12:00-13:30 | 昼 食 Lunch | ||
13:30-14:20 | 【基調講演2】 モデレーター:徐碩鴻(Hsu, Shuo-Hung) 司長 科技部工程技術研究発展司(略歴) |
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13:30-14:10 | 量子コンピュータ研究開発の現状と人工知能との関わり (要旨) |
西森秀稔(Nishimori, Hidetoshi) 教授 東京工業大学科学技術創成研究院(略歴) |
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14:10-14:20 | 質疑応答 | ||
14:20-15:10 | 【基調講演3】 モデレーター:張文昌(Chang, Wen-Chang) 董事長 台北医学大学(略歴) |
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14:20-15:00 | AI Grand Challenges | 北野宏明(Kitano, Hiroaki) 代表取締役社長 ソニーコンピュータサイエンス研究所 (略歴) |
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15:00-15:10 | 質疑応答 | ||
15:10-15:30 | 休憩 | ||
15:30-16:40 | 【テーマ2】スマート医療 座長:張文昌(Chang, Wen-Chang) 董事長 台北医学大学(略歴) |
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15:30-16:10 | がん医療におけるゲノム情報の活用と人工知能の可能性 (要旨) |
中釜斉(Nakagama, Hitoshi) 理事長.総長 国立研究開発法人国立がん研究センター (略歴) |
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16:10-16:40 | AIを活用した台湾病院の重大疾病補助治療の 現況と問題: IBM Watson for Oncologyを例に (要旨) |
陳俊佑(Chen, Chun-You) 専任主治医/医療情報執行長 台北市立萬芳医院放射線腫瘍科/情報室 (略歴) |
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16:40-17:20 | 【パネルディスカッション】AIの未来生活への応用とイノベーション及び台日連携の展望 座長:何美玥(Ho, Mei-Yueh) 主任委員 台湾日本関係協会科学技術交流委員会(略歴) |
2018年9月11日(火)
台湾時間 Time | テーマ Subject | スピーカー Speaker | |
08:30-09:00 | 受 付(宴会庁 3F) | ||
09:00-10:20 | 【テーマ3】AIの展望と動向 座長:陳添枝(Chen,Tain-Jy) 名誉教授 国立台湾大学経済学科(略歴) |
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09:00-09:30 | AIの未来生活への応用とイノベーション | 杜奕瑾(Ethan Tu) 董事長 財団法人台湾人工知能発展基金会(略歴) |
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09:30-10:10 | AI╳データはビジネスをどう変えるか? | 安宅和人(Ataka, Kazuto) 教授/チーフストラテジーオフィサー 慶應義塾大学環境情報学部/ヤフー株式会社 (略歴) |
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10:10-10:20 | 質疑応答 | ||
10:20-10:40 | 休憩 | ||
10:40-12:00 | 【テーマ4】AI科学技術と社会生活 座長:邱仁鈿(JD Chiou) 代表取締役社長 インツミット株式会社(略歴) |
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10:40-11:20 | これからの産業と社会に製造業の知見を活かす (要旨) |
羽田昭裕(Hada, Akihiro) CTO兼総合技術研究所長 日本ユニシス株式会社(略歴) |
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11:20-11:50 | NECのAI技術~未来商店の導入実績 | 王昌元(Andrew Wang) 群副総経理 台湾NEC株式会社 エンタープライズソリューション事業群 (略歴) |
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11:50-12:00 | 質疑応答 |
注:主催機関はプログラム及び講師を変更する権利を有します。
TEL|886-2-2735-6006#5262
FAX|886-2-2735-2206
106 台湾台北市大安区長興街75号