開催日時/形式
2023年5月16日(火) 10:00-18:10
日本時間
1.リアル会場(台北・中華経済研究院蔣碩傑国際会議庁)交通手段
2.オンラインのライブ配信(YouTube)
いわゆる「ツイン技術」には「デジタルツイン」と「リアルツイン」があり、デジタルツイン(digital twins)ではバーチャル空間に人やロボット、特定の環境(例えば、工場、病院、都市)のバーチャルツインを作り出します。一方、リアルツインでは別のリアル空間で、リモート操作により自力で動くロボットが人のリアルツインとして、各種労働やサービスを提供します。
「ウィズコロナの新生活時代」の到来に伴い、ビッグデータ(bigdata)、人工知能(AI)、それにモノのインターネット(IoT)、「ツイン技術」等の各種新興技術を繋げることにより、人類の各感覚と活動範囲を拡張し、リアルタイムで労働現場の安全運営のシミュレーションやシナリオ予測をしたり、バーチャルとリアルを融合した仕事環境を作り出し、さらに産業、都市、社会の靭性を強化することが、日台の産業界が共に関心のある重要な課題となっています。特に次世代通信技術であるBeyond 5G/6Gが次第に普及してくる中、国境を越えたリアルタイムでのコミュニケーションやマネジメントのコストは徐々に低下しており、各種「ツイン作業ネットワーク」の構築は製造、サービス、それに医療現場での作業効率や品質の維持に役立ちます。さらに、三密による感染リスク等の社会安全面の問題も軽減し、まさにウィズコロナの新生活であるといえます。
B5G時代におけるツイン技術の研究開発と応用に関し、日本では内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム」(SIP)や「ムーンショット型研究開発プロジェクト」(Moonshot)等の国レベルでの研究開発プロジェクトにおいてバーチャルツインとリアルツイン研究への投資がされているのみならず、産業界でもバーチャルツインとリアルツインの応用についての研究開発を積極的に行っており、産業現場、サプライチェーン、医療、それに都市の災害に対応する靭性の強化が期待されています。台湾政府も科学技術専門プロジェクトを通じて産業用ツイン技術の発展を後押ししており、例えばスマート製造技術検証実験場においては、デジタルツインと3Dシーンリモートレンダリングを結びつけたリモート協働エンジニアリングシステム等の構築を行っています。特に、5G/Beyond 5G/6Gという新たな通信技術の時代において、ツイン技術の発展と応用は益々重要となっています。
今回のシンポジウムは経済部技術処の指導の下、デジタルツインとバーチャルリアル融合技術のイノベーションと発展に焦点を当て、ポストコロナの「ツイン技術」の発展動向に合わせ、日本を代表する科学技術専門家と産業専門家を招聘し、台湾でご講演いただき、経験をご共有いただきます。また台湾の産官学研の機関とご対談いただき、日台産業の運営シミュレーションと予測技術のコンセンサスと
戦略的方向性を定めます。今回のシンポジウムではリアル会場とオンライン配信の併用モデルを採用し、全プログラムは無料です。各界のエキスパートの皆様、どうぞ奮ってご参加ください。
2023年5月16日(火) 10:00-18:10
日本時間
1.リアル会場(台北・中華経済研究院蔣碩傑国際会議庁)交通手段
2.オンラインのライブ配信(YouTube)
関連分野の産官学研各界(優先受付)
中国語・日本語(日中同時通訳付)
無料(事前登録制)。
お申込受付は先着順とし、定員になり次第、締め切ります。(リアル定員180名)
開催案内
中華経済研究院東京事務所(日本)
楊 katie@cier.edu.tw
山下shanxiahaozi@cier.edu.tw
中華経済研究院日本センター(台北)
02-2735-6006#5262 荘
tnstinfo@cier.edu.tw