国立台湾大学の研究チームが世界初 「自撮り」で 迅速検査 5分で脳卒中リスクがわかる
自撮りでも脳卒中リスクが測定できる!国立台湾大学のグループは革新的な映像技術やAIコンピューティングモデル等を利用し、世界初の脳卒中迅速検査技術を開発した。特定設備で20秒の映像を録画し、頸部に現れる脈拍の動き等の画像情報だけで、5分以内に脳卒中の確率を正確に判定することができ、検査費用も従来の一割しかかからない。台湾大学の医師高憲立氏によると、この研究は台湾大学医学部附設病院心血管センターと5年間協力し、500を超える臨床案件を累積したほか、この一年間は百数個の症例を分析し、精度は九割を超えているという。今後は健常者と準健常者グループの早期リスク発見及び治療に協力し、より多くの疾病に広げていくという。なお、新技術である「脳卒中迅速検査」はすでに台湾と米国の発明特許を取得し、科技部の産学研価値創造計画の補助を得ており、グループは昨年スタートアップ企業「博想医学科技」を設立している。博想医学科技の許沛新CEOによると、今後はウェアラブルデバイスを発展させるか、または家の鏡の中に内蔵し、起きて歯磨きをして服を着替えたついでにスキャンすれば、自分の健康情報を把握できるようにしていくという。
出所:自由時報(2020-10-29)
【情報源】
返信を残す
Want to join the discussion?Feel free to contribute!