世界第一株！中央研究院が二酸化炭素を削減するピキア酵母の研究に成功 トップ定期刊行物《Cell》に掲載

中央研究院の廖俊智院長が率いる研究チームは、先日世界第一株となる「合成ビキア酵母」を作るのに成功した。この菌は温室気体転化でできたメタノールを利用し、高付加価値の各種炭素含有化合物を生産することができ、炭素削減に非常に価値がある。今後は、例えば化学品、薬品、燃料等、炭素循環のためにより多くの可能性を切り開いていく。この研究論文は今年8月に世界のトップ定期刊行物《Cell》で発表され、「合成生物学の新指標」と称賛された。

廖院長によると、今回の研究の突破のカギになったのは、電子顕微鏡、タンパク質科学、それに三種の異なる遺伝子配列等の技術で、メタノールは一般の細菌の中に入り込むと、細胞内のDNA及びタンパク質が互いに絡み合い、細胞を死に至らせることを発見したという。このため、研究チームがより厳密な遺伝子制御を展開すれば、大腸菌をメタノフィラスに改造することができる。廖院長は、今回の研究は合成生物学の新技術の突破であり、科学を善用すれば、炭素循環はより多くの可能性を秘めているとしている。

出所：新頭殼newtalk（2020-08-18）
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