宏碁が台湾大学病院と連携しAI眼科診断補助ソフトを開発 TFDA認証取得
宏碁は23日、国立台湾大学医学部附設病院と協力し製作した「眼科AI補助診断ソフトウェア」が衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)の認証を取得したと発表した。これは台湾で初めて眼科AI医療材料許可証を取得したことになる。「2019台湾糖尿病年鑑」の統計によると、台湾の糖尿病罹患率はすでに9.32%を超えており、糖尿病患者は220万人を超えている。また糖尿病は血管疾患を併発し、中でも糖尿病には網膜疾患が最もよく見られ、成年の失明の三大要因の一つとなっている。このため、糖尿病患者の検査率を上げるため、宏碁は国立台湾大学医学部附設病院と協力し、業界を越え「眼科AI補助診断ソフトウェア」を共同製作した。宏碁の陳俊聖会長によると、眼科AI補助診断ソフトウェアは来年商業転換する計画で、現在台湾大学病院が引き続きデータを累積しており、米国FDAにも認証申請を行う計画であるという。また先に台湾の病院や診療所に浸透させ、次いで海外市場に輸出していく。
出所:経済日報(2020-09-23)
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