経済部が台湾ネジ公会と連携 ファスナー産業の低炭素への転換推進に協力
国際的に注目を集めているEUの炭素国境調整メカニズム(Carbon Border Adjustment Mechanism、CBAM)は昨年(2022年)12月に暫定合意に達したが、2023年10月には試験的に運用し、2026年には正式な運用が始まる予定である。
さらにリストアップされた製品は川下製品にまで拡大しており、我が国がEUに輸出するネジファスナー製品も対象となる。経済部工業局は2月7日、金属工業研究発展センター(MIRDC)、台湾経済研究院(TIER)、台湾ネジ工業同業公会とともに「ファスナー産業の低炭素転換推進説明会」を開催し、EUのCBAMの暫定ガイドライン、ファスナー産業のカーボンフットプリント(CFP)検証、ネットゼロ減炭素の実践とそれに対応する政策資源に争点をあてて説明を行った。
合わせて400名を超える業者がオンライン・オフラインで参加し、国際的なネットゼロへの流れを転換点とし、我が国のファスナー産業の国際競争力をいかに高めるかについてともに考えた。
出所:工商時報(2023-02-08)
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