開催日時/場所
2018/12/4(二),09:00-16:30
中華経済研究院蔣碩傑国際会議庁
(交通手段)
TNST
台湾は地震、台風が頻繁な地帯であり、加えて世界的に気候の変動が激しく、洪水と旱魃が頻繁に交代して起こり、浮遊微粒物質災害等が近年住民生活の新たな脅威となっている。また、例えば大型大衆活動の公共安全、複合災害、広範囲大気汚染等の新型災害も、政府の災害対策が必ず直面する新たな課題となっている。このほか、経済のグローバル化の時代において、世界各国、企業はすでに運命共同体になっており、いったん地震や台風、洪水等の予知できない天災が発生すると、産業チェーンの断絶がもたらすドミノ効果により、驚くようなスピードで世界各地に伝わり、企業に迅速な事業回復能力がなければ、自社と川上川下サプライチェーン等の関連業者の財産と名誉に損失をもたらす。企業が直面する天然災害の脅威に関する災害前減災、災害時対応、災害後復旧等の一連の事業継続計画(Business Continuity Planning,BCP)の重要性もより顕著になってきている。一方、災害対策の複雑性の増大により、今後はさらに過去の経験を活かし、新しい科学技術のスマート防災応用への導入、利用を加速するとともに先進国のやり方を参考にし、国の将来の長期的な災害防止、災害救援の目標と戦略を制定し、スマート防災科学技術の産業化を発展させる必要がある。
台日は地理的環境が似ており、常に台風、地震等の天災の脅威に晒されており、ともに自然災害に対する防災、災害救援、あるいは復興措置の経験がかなりある。このため、台日産業は防災監視、災害救援、それに災害後の復興等の面で科学技術交流、連携を行える。また、「災害社会」問題を解決するほか、さらにASEAN等のアジアの新興市場のスマート防災システム分野の潜在的なビジネスチャンスを開拓することもできる。今回のシンポジウムでは日台双方の専門家と学者を招聘して一堂に会し、「台日スマート防災科学技術」をテーマに知識共有と討論を行いコンセンサスを形成し、台日が防災科学技術分野と産業化応用においてともに発展を遂げられるようにする。本シンポジウムは全プログラムが無料でございます。各界のエキスパートの皆様、奮ってご参加ください!
2018/12/4(二),09:00-16:30
中華経済研究院蔣碩傑国際会議庁
(交通手段)
防災関連の産官学研の人士
(優先受付)
中国語、日本語(同時通訳)
無料。お申込受付は先着順とし、定員になり次第、締め切ります。(定員180名)
申込書ご記入の上FAXまたはe-mailで送付ください。
FAX:02-2735-2206
e-mail:tnstinfo@cier.edu.tw
中華経済研究院日本センター
02-2735-6006#5262 荘
tnstinfo@cier.edu.tw
台湾時間 Time | テーマ Subject | スピーカー Speaker |
08:30-09:00 | 受 付 | |
09:00-09:15 | 【主催者挨拶】 何美玥(Ho, Mei-Yueh) 主任委員 台湾日本関係協会科学技術交流委員会 【貴賓挨拶】 林慶鴻(Lin, Ching-Hung) 副秘書長 台湾日本関係協会 星野光明(Hoshino, Mitsuaki) 首席副代表 公益財団法人日本台湾交流協会台北事務所 |
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09:15-09:20 | 【記念写真】 | |
09:20-10:10 | 【基調講演1】 座長:陳亮全(Chen, Liang-Chun) 客員教授 銘伝大学都市計画・防災学科(略歴) |
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09:20-10:00 | 企業のBCP、何のため?~日本の経験から~ (要旨) |
西川智(Nishikawa, Satoru) 教授 名古屋大学減災連携研究センター(略歴) |
10:00-10:10 | 質疑応答 | |
10:10-10:30 | 休憩 | |
10:30-11:50 | 【テーマ1】スマート防災技術の応用とイノベーション 座長:吳武泰(Wu, Wu-Tai) 主任 行政院災害防救オフィス(略歴) |
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10:30-11:10 | 地理空間情報の防災事業への先端技術利活用 (要旨) |
赤松幸生(Akamatsu, Yukio) フェロー 国際航業株式会社(略歴) |
11:10-11:40 | AI+IoTのスマート防災における産業応用(要旨) | 鄭錦桐(Cheng, Chin-Tung) 総経理/秘書長 興創知能株式会社/社団法人台湾防災産業協会 (略歴) |
11:40-11:50 | 質疑応答 | |
11:50-13:30 | 昼食 Lunch | |
13:30-14:20 | 【基調講演2】 座長:程家平(Chen, Chia-Ping) 副局長 交通部中央気象局(略歴) |
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13:30-14:10 | 民間気象会社ウェザーニューズによる~気象情報の防災・産業分野への活用~ (要旨) |
有賀哲夫(Aruga, Tetsuo) 執行役員・運営主責任者 株式会社ウェザーニューズ(略歴) |
14:10-14:20 | 質疑応答 | |
14:20-15:40 | 【テーマ2】スマート防災技術の最新動向 座長:黃世建(Hwang, Shyh-Jiann) 主任 財団法人国家実験研究院国家地震工程研究センター(略歴) |
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14:20-15:00 | コンピュータを活用した新しい防災力向上への取り組み (要旨) |
荒木秀朗(Araki, Hideaki) 取締役(略歴) 焦凝(Jiao, Ning) 海外営業担当(略歴) 株式会社構造計画研究所 |
15:00-15:30 | 無人航空機を活用した防災と災害救援経験の共有 (要旨) |
張瑞隆(Chang, Ruey-Long) 副総経理 経緯航太科技株式会社(略歴) |
15:30-15:40 | 質疑応答 | |
15:40-16:00 | 休憩 | |
16:00-16:30 | 【パネルディスカッション】スマート防災技術のイノベーション思考と台日協力の展望 | |
座長:何美玥(Ho, Mei-Yueh) 主任委員 台湾日本関係協会科学技術交流委員会(略歴) | ||
西川智 赤松幸生 鄭錦桐 有賀哲夫 黃世建 荒木秀朗 焦凝 張瑞隆 ※敬称略・登壇順 |
注:主催機関はプログラム及び講師を変更する権利を有します。
TEL|886-2-2735-6006#5262
FAX|886-2-2735-2206
106 台湾台北市大安区長興街75号