日台協力による「旺来衛星」の打ち上げ成功 光学式遠隔測定ペイロードの新技術を検証
台湾国家宇宙センター(TASA)は11月5日、独自開発した6Uキューブサット「旺来」が、宇宙ステーションでの補給ミッション任務を遂行するため、米国フロリダ州から打ち上げられたと発表した。同衛星は1か月後に地球低軌道に入り、次世代光学式遠隔測定ペイロードの先進技術を検証するための飛行試験を行う予定である。旺来衛星は、わが国TASA、中央大学、日本の東京大学航空宇宙工学専攻ISSL研究室、ArkEdge Space、Space BDの国際協力により開発された6Uキューブサットである。同衛星は、TASAが光学式遠隔測定の技術開発を担当し、日本側は衛星の設計、製造、打ち上げ準備、制御を担当し、中央大学はバックアップの地上運用局を務める。TASAの呉宗信主任は、旺来衛星は日本と台湾の衛生分野では初となるキューブサット計画であり、今回の協力を通じて、双方の技術面での交流を強化できるだけでなく、日本の宇宙産業のエコシステムをより理解することができ、今後日本側との協力がさらに発展することを期待していると述べている。
出所:
[1] 工商時報(中華民国113年11月5日)
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