第6回「クアルコム台湾イノベーションコンペティション」の優勝者発表 エッジAIソリューションが傑出

第6回「クアルコム台湾イノベーションコンペティション（Qualcomm  Innovate  in Taiwan Challenge, QITC）」の受賞者が11月25日に発表された。上位3位は、Yo-Kai Express（優豈）、Coherence Biotech（拡核生医科技）、MangaX Technology（漫話科技）がそれぞれ受賞した。クアルコムの副会長であり、台湾、東南アジア、ニュージーランド・オーストラリア地区の会長である劉思泰氏は、今年のコンペティションはクアルコムAI PCとエッジAIを使用し、革新的なアプリケーションとソリューションを提案することに焦点を当てていると述べている。優勝したYo-Kai Expressは、エッジAI技術を使用した「セルフサービス飲食ソリューション」を発表した。これは自動販売機の形式で無人調理を実現し、リアルタイムで顧客に美味しい食事を提供する。第2位のCoherence Biotechは、薬物スクリーニングを行うオールインワン卓上自動装置を開発した。これにより運用コストを削減し、データの信頼性を向上させ、医薬品の研究開発をさらに促進することができる。第3位のMangaX Technologyは、オンライン日記プラットフォーム「MangaChat」を開発した。このプラットフォームは、AIを利用して認知行動療法をゲーム化し、注意欠陥多動性障害（ADHD）や自閉症の子供たちの感情調節能力を向上させるのに役立つ。

出所：

[1] 連合報（中華民国113年11月25日）
【情報源】