AIの波を受け、郭智輝経済部長がスマート企業への転換・国際市場への参入を奨励
2024年台北国際コンピュータ展(Computex Taipei 2024)は、「AIが繋がり、ともに未来を創る(AI Connectivity, Creating the Future Together)」をテーマに、6月4日から7日まで南港展覧館の1号館と2号館で盛大に開催された。郭智輝経済部長は初日の挨拶で、政府はわが国のAI産業サプライチェーンの発展を推進し、企業の海外進出を支援する一連の政策を実施すると述べた。郭部長は、政府が最近「晶創台湾方案(Taiwan Chip-based Industrial Innovation Program)」を立ち上げ、企業がハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)とハイエンドAI半導体技術を開発するのを支援し、わが国のIC設計企業が5年以内に世界のトップ2に確実に入れるようにすると説明した。同時に、政府は今年、「産業創造条例第10条之1」の改正を推進し、投資税額控除の優遇措置範囲をネットゼロ設備、AIアプリケーション、IC設計ソフトウェアにも拡大し、企業のスマート化・転換を促進している。海外展開に関しては、経済部は「以大帯小(大企業が中小企業をリードする)」、つまり大企業が中小企業をリードして海外AIサプライチェーンの開拓と投資を行うことを計画している。政府は現在、日本、EU、東南アジア、米国等に台湾企業生産クラスターを建設し、中小企業が海外に工場を設立する際の障壁を下げ、世界市場をさらに開拓していくことを計画している。
出所:
[1] 工商時報(中華民国113年6月4日)
【情報源】
[2] 経済日報(中華民国113年6月4日)
【情報源】
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