開催日時/場所
日本時間
2020/9/28(月) 10:00-17:40
2020/9/29(火) 10:00-13:30
台北会場(中華経済研究院蔣碩傑国際会議庁, 交通手段)・オンライン(Youtube視聴)同時開催
TNST
台湾日本関係協会科学技術交流委員会は2003年より毎年「台日科学技術フォーラム」を開催しており、台日がともに関心のあるテーマを選定し、台日の産官学研のエキスパートを招聘してきました。それによりコンセンサスを形成し、将来性のある科学技術発展構想を打ち立て、同時に台日の科学技術交流レベルの向上及び実質的な交流成果の普及という目的を達成し、今では台日科学技術のハイレベル交流、対話の正式なプラットフォームとなっています。
台湾は先進国の足跡をたどり、次第に超高齢化社会に突入しています。スマートテクノロジーとビッグデータを組み合わせた将来を見据えた治療方法を発展させ、日々拡大し続ける多様化な医療的ケアのニーズに対応するため、超高齢社会から超スマート社会への転換を促進する戦略的方向性を共同で探求することが重要な課題となっています。これに対して、日本産学研界の方々は過去10年間にノーベル医学・生理学賞を4回受賞しており、これらの受賞歴により、日本における次世代医療の普及と応用が進んでいます。また、日本は2007年から超高齢社会に突入し、医療分野におけるスマートテクノロジーの普及と応用の経験も非常に豊富で、超高齢社会の進展に伴う急激な社会コストの増加等の問題に立ち向かっています。例えば、日本政府は2017年から「データヘルス改革推進計画」に取り組んでいます。その内容は、情報通信技術を通じて医療ビッグデータを統合し、個別化されたヘルス管理サービスを提供し、保健医療データプラットフォームの発展を構築しています。また、内閣府の「統合イノベーション戦略推進会議」が策定した「AI戦略2019」では、「健康・医療・介護分野」をAI技術の社会実装に取り組む重点分野と位置付けています。このことから分かるように、日本の次世代医療、スマート医療、医療デジタル変革及び法規制の整備における取り組みは、台湾にとって参考及び交流連携に値するところが多くあります。
この度、「2020台日科学技術フォーラム」は、「デジタル革新と次世代医療」をテーマに、AI、IoT、ロボット、5G技術等のスマートテクノロジーに焦点をあて、領域を越えた応用と革新を目的として開催いたします。また、各国での新型コロナウィルス治療薬・ワクチンが急ピッチで研究開発が迫られる現状に応えるべく、医療データの利活用、遠隔医療と5Gの応用、次世代医療と新型コロナウイルス、スマートホスピタルとIoTの発展、スマート医療ソリューションの新動向等に基づいた議題につき、日本の科学技術イノベーション政策の立案と実践推進者を招き、医療分野での革新的な技術の開発と応用に関する台湾と日本のコンセンサスを取得できるよう期待し、両国が「デジタルトランスフォーメーション」における協力の可能性を探り、より良いパートナー関係を築き上げていきます。すべてのプログラムが無料ですので、各界のエキスパートの皆様は奮ってお申し込み、ご参加ください。
日本時間
2020/9/28(月) 10:00-17:40
2020/9/29(火) 10:00-13:30
台北会場(中華経済研究院蔣碩傑国際会議庁, 交通手段)・オンライン(Youtube視聴)同時開催
関連分野の産官学研各界
(優先受付)
日本語・中国語同時通訳
無料(事前登録制)。
本日から開催日まで
(台北会場定員200名)
中華経済研究院東京事務所(日本)
03-5765-5821 楊
katie@cier.edu.tw
中華経済研究院日本センター(台北)
02-2735-6006#5262 荘
tnstinfo@cier.edu.tw
2020年9月28日(月)
日本時間 Time | テーマ Subject | スピーカー Speaker | |
09:30-10:00 | リアル会場受付/オンライン入室開始 | ||
10:00-10:10 | 【主催者挨拶】 何美玥(Ho, Mei-Yueh) 主任委員 台湾日本関係協会科学技術交流委員会 【貴賓挨拶】 星野光明(Hoshino, Mitsuaki) 首席副代表 公益財団法人日本台湾交流協会台北事務所 |
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【記念写真】 | |||
10:10-11:05 | 【基調講演1】 座長:林德生(Lin, Der-Sheng) 処長代理 経済部技術処(略歴) ★代理座長:林䣭治(Lin, Eugene) 科学技術専門家 経済部技術処(略歴) |
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10:15-10:55 | 東北メディカル・メガバンク計画の挑戦 (要旨) |
山本雅之(Yamamoto, Masayuki) 機構長 東北大学東北メディカル・メガバンク機構(略歴) |
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10:55-11:05 | 質疑応答 | ||
11:05-11:25 | 休憩 | ||
11:25-13:05 | 【テーマ1】遠隔医療と5Gの応用 座長:蔡志宏(Tsai, Zse-Hong) 執行秘書 行政院科技会報オフィス(略歴) |
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11:30-12:10 | 5Gが切り開く医療の未来〜遠隔診療の実務応用の紹介 (要旨) |
井琪(Ching, Chee) 総経理 遠伝電信株式会社(略歴) |
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12:10-12:50 | 5Gの概要と様々なパートナーさまとの協創 〜医療分野への展開も見据えた5Gとその課題〜 (要旨) |
大西智之(Onishi, Tomoyuki) アライアンス推進担当 主査 株式会社NTTドコモ法人ビジネス戦略部(略歴) |
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12:50-13:05 | 質疑応答 | ||
13:05-14:25 | 昼休み Lunch | ||
14:25-15:20 | 【基調講演2】 座長:張文昌(Chang, Wen-Chang) 理事長 台北医学大学(略歴) |
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14:30-15:10 | 診療情報のビッグデータ化と活用 (要旨) |
永井良三(Nagai, Ryozo) 学長 自治医科大学(略歴) |
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15:10-15:20 | 質疑応答 | ||
15:20-15:40 | 休憩 | ||
15:40-17:20 | 【テーマ2】次世代医療と新型コロナウイルス 座長:陳秀熙(Chen, Hsiu-Hsi) 特別招聘教授 国立台湾大学疫学・予防医学研究所(略歴) |
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15:45-16:25 | 台湾における新型コロナウイルスワクチン開発の新動向 (要旨) |
劉士任(Liu, Shih-Jen) 最高経営責任者 財団法人国家衛生研究院生物製剤所 (略歴) |
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16:25-17:05 | カイコ昆虫工場を用いた新型コロナウイルス感染症向けワクチンの開発について (要旨) |
日下部宜宏(Kusakabe, Takahiro) 教授 九州大学大学院農学研究院昆虫ゲノム科学分野 (略歴) |
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17:05-17:20 | 質疑応答 | ||
17:20-17:40 | 【グローバルスマート医療趨勢の共有】 座長:何美玥(Ho, Mei-Yueh) 主任委員 台湾日本関係協会科学技術交流委員会(略歴) |
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クラウドの趨勢 スマート医療ニューアングル (要旨) |
何盧穎(Ho, Lu-Ying) Head of Business Development 台湾アマゾンウェブサービス(AWS)公共部門(略歴) |
2020年9月29日(火)
日本時間 Time | テーマ Subject | スピーカー Speaker |
09:30-10:00 | リアル会場受付/オンライン入室開始 | |
10:00-11:35 | 【テーマ3】スマートホスピタルとIoTの発展 座長:呉漢章(Wu, Han-Chang) 総経理 Asus Cloud/Asus Life株式会社(略歴) |
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10:05-10:45 | スマートホスピタル4.0の発展戦略:台中栄民総医院の経験共有 (要旨) |
許惠恒(Wayne Huey-Herng Sheu) 院長 台中栄民総医院(略歴) |
10:45-11:25 | ポストコロナの時代 私達は何を考え、どう生きるべきか (要旨) |
北原茂実(Kitahara, Shigemi) 理事長 医療法人社団KNI(略歴) |
11:25-11:35 | 質疑応答 | |
11:35-11:55 | 休憩 | |
11:55-13:30 | 【テーマ4】スマート医療ソリューションの新動向 座長:張智威(Edward Y. Chang) 総経理 HTC健康医療事業部DeepQ(略歴) |
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12:00-12:40 | ゲノムビッグデータを利用した将来の精密医療の発展戦略 (要旨) |
陳淑貞(Chen, Shu-Jen) 最高技術責任者/共同創業者 ACT Genomics株式会社(略歴) |
12:40-13:20 | 感染症パンデミックにおけるAIによる 既存薬再開発手法とインテリジェンス基盤について (要旨) |
守本正宏(Morimoto, Masahiro) 代表取締役社長 株式会社FRONTEO(略歴) |
13:20-13:30 | 質疑応答 |
注:主催機関はプログラム及び講師変更の権利を有する。
TEL|886-2-2735-6006#5262
FAX|886-2-2735-2206
106 台湾台北市大安区長興街75号