宏達電子の医療事業部門 VR薬品開発プラットフォームNanomeを公開

宏達電子傘下の健康医療事業部門DeepQは 13日、米国サンディエゴのスタートアップ団体Nanomeと提携し、VR薬品開発プラットフォームNanomeを公開すると発表した。主にバーチャルリアリティー（VR）技術と結びつけ、科学者は高分子化学構造をリモートでリアルタイムに共同修正及びシミュレーションでき、薬品開発の効率を大幅に高める。DeepQの鄭志偉シニア処長は、薬品の開発には大量の資金及び時間を投入する必要があり、しかも生命に関係する。特に今回は新型コロナウイルス感染症が世界的に大きな課題となっており、DeepQは引き続き世界トップの研究機構及び開発者と協力し、革新的な科学技術を感染症及び疾病に対抗する列に加えると述べている。なお、VRが理解を助けて化学構造を調整するほかにも、さらにAI技術とも結びつけて臨床試験のプロセスに加え、より多くの人々に幸福を与える。

出所：経済日報（2020-10-13）
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