頼清徳の3つの軸 健康台湾を推進

台湾初のエイジテック産業博覧会が8月2日、台北世界貿易センターで盛大に開催された。頼清徳総統は開幕式で「健康台湾」ビジョンを発表し、台湾をエイジテック産業の世界的リーダーにするため、今後3つの軸を推進すると述べた。「健康台湾」の軸の1つ目は、健康台湾深耕計画で、その主旨は国民健康保険の最適化と持続可能な運営、それに百億元規模のがん新薬基金の設立にあり、国のがん予防治療計画の開発のために使用する。軸の2つ目は、エイジテック産業のための行動計画で、これはテクノロジーを導入して産業横断的な協力をすることを奨励し、エイジテックサービスと製品を開発する計画である。軸の3つ目は、台湾の技術力を活用し、人工知能への投資やスーパーコンピュータの構築によって、各産業の競争力を高めることである。郭智輝経済部長は、今後、経済部は食事管理、運動管理、予防・診断、治療後のリハビリテーションの分野で台湾のAI、ICTの優位性を生かし、大規模な健康産業生態系を構築すると述べている。同時に、経済部は「境内関外(国内にあるが税関の外にある)」政策に沿って、対象市場を日本、韓国、フィリピン、ベトナム等の近隣諸国に拡大し、将来的には健康産業に10兆元の大規模なビジネスチャンスが生まれると推定している。

 

出所:

[1] 工商時報(中華民国113年8月2日)
情報源

[2] 工商時報(中華民国113年8月2日)
情報源

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