台湾の技術が国際的な評価を獲得 イノベーション界のオスカー賞5大賞を受賞

台湾のイノベーション技術がまた国際的に高評価を獲得した。経済部技術処の科学技術プロジェクトの支持を得て、財団法人工業技術研究院(ITRI)、財団法人資訊工業策進会(III)、財団法人金属工業研究発展センター(MIRDC)等の機関は2020年の米国アカデミー賞に参加し、世界中の400件近くの技術の中で突出し、合わせて金賞1銀賞1銅賞3の5つの賞を受賞した。技術分野はガン治療、交通事故の減少、製造効率の向上、在宅ヘルスケア等があった。中でも、ITRIの「ノンホルムアルデヒドエコ接着剤」は金賞を獲得し、同類別のダウ・ケミカルを上回り、MIRDCの「金属ファスナースマート製造技術」は銀賞を獲得した。また、ITRIの「磁性ビーズ製造技術(iKNOBEADS)」とMIRDCの「生体工学知能AGV(無人搬送車)システム」は、昨年はR&D 100 Awardsを受賞したが、今年も再度アカデミー賞銅賞を受賞し、世界に同技術イノベーションの評価の高さを示した。なお、IIIの「スマートスクーター安全警告システム」も銅賞を受賞した。アカデミー賞は「イノベーション界のオスカー賞」とも称され、今年同時に受賞した国際機関は3M、マサチューセッツ工科大学、IBM等で、台湾の研究開発能力が世界で互角に戦う力があることを示した。

出所:中央社(2020-04-09)
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